シコウノキロク

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市販マスクはpm2.5対策にならないというのは嘘

花粉が終わったと思いきや、次はpm2.5の季節ですね。
朝起きると景色が霞がかったりしていると要注意。
通勤時もくしゃみをしている人が結構いるため、被害を受けている方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。

さて、そんなpm2.5対策として、花粉や風邪からマスクを連想する方は多いでしょう。
しかし、ネットで検索すると、pm2.5対策にはDS2やN95を買いましょう!というサイトが多くみられます。
その理由は、pm2.5は花粉やウイルスよりも粒子が小さいので市販のマスクでは捕集できないというものです。 うーん。

pm2.5の対策方法とマスクの効果の知識があれば、上記のような高額なマスクを売る目的で作られたサイトに惑わされることはなくなります。
今回の記事を読んで頂ければ、市販のマスクで十分対策できることや、その日pm2.5対策をすべきかを自分で判断することができるようになります。
最近くしゃみが多い人は読んでもらえれば嬉しいです。

pm2.5対策

実は、雨の降る日はpm2.5の飛散量が大きく減少します。
これをもっと広く捉えると湿度が高いと飛散しづらくなると言えます。
pm2.5に水が付着して重くなり、地面に落ちるからです。

運動場や砂場で乾燥していると砂埃が良くたちますよね。
しかし、雨が降った後や打ち水をすると途端に砂埃はなりを潜めます。
それと同じ理屈です。

そのため、pm2.5が体内に入ってしまう通り道に湿度の高い空間を作り出せば立派な対策になるわけです。

マスクの効果

勘の良い方はお気づきかと思いますが、マスクの主効果はフィルター機能ではありません。マスク内の湿度調整です。
花粉も風邪も高湿度によって効果を発揮しています。風邪は飛沫の飛散防止もありますが。

少しそれました。
マスクをしていると、内部に水滴がついていたりマスク部分の肌がしっとりしていませんか。
これは人が吐く息は湿度の高い空気であり、その湿度をマスク内部に保っているからなのです。
下記の参考サイトを見ると、95%以上と非常に高い湿度を保持しているとのことです。
雨の日は湿度100%ですが、十分でしょう。

インフルエンザ感染予防~マスクの本当の効果は?~|病児保育の資格「認定病児保育スペシャリスト」の(財)日本病児保育協会

さいごに

いかがだったでしょうか。
簡単にまとめると次のようになります。

  • pm2.5対策には口や鼻の周りを高湿度状態にできる市販マスクを着用する。
  • 雨の日は大気の湿度が高いため、マスクをする必要はない。

普段何気なく使っているマスクですが、どのような効果があるのかを考えることはあまりなかったと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの健康管理に役立てれば幸いです。