シコウノキロク

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初心者料理男子にオススメ!10年使い続けた料理道具[フライパン・包丁・砥石]

私はちょうど10年前頃から料理を始めました。
その頃から愛用している料理道具を3つ紹介します。

紹介するものは少々値が張るため、購入当初は手痛い出費でしたが振り返ってみると費用対効果は高かったと言えます。
少なくとも10年間は使えることを考えるとかなりお値打ちなのでしょう。
いや、10年どころか一生使えそうです。

フライパン

煮物以外は全てこれ一本でいけます。
最も使用頻度の高いものですので、料理に本腰を入れたいなら、まずはフライパンを購入してもらいたいですね。

その場合、購入するなら鉄一択です。
テフロンのフライパンと比較すると炒め物が明らかに美味しくなります。
料理に適したメリットがあるため、料理人の方は鉄のフライパンを使っていることが多いですよね。

  • 油の馴染みがいい
  • 半永久的に使える
  • 熱伝導に優れている

特に、最後の熱伝導が最大のメリットだと感じています。
炒め物の野菜がシャキッと仕上がり、めちゃくちゃ美味しいです。

しかし、いい理由ばかりではなくもちろん悪い面もあります。

  • 錆びやすい
  • 重い

悪い面が有名なため、鉄のフライパンを避ける方も多いのではないでしょうか。
でも、それらが克服されているなら欲しくありませんか。
そんなわがままを叶えたのがリバーライトの極フライパンです。

リバーライト 鉄 フライパン 旧タイプ 極ROOTS 26cm 中華鍋

普通の鉄フライパンを使っていた母にもプレゼントしたのですが、大好評でした。
オススメです。

包丁

包丁を選ぶ際にまず決める必要があるのは、鋼にするかステンレスにするか。

鋼の方が切れ味が良いと言われていますが、マメに手入れしないとすぐに錆びます。
私も鋼の包丁を持っていますが、手入れを怠るとすぐに錆びてしまいます。
そのため、通常はステンレスになるでしょう。
また、切れ味が劣るとは言え、技術進歩により鋼と変わらないレベルまで向上しているようです。

ステンレスの包丁を選ぶ際に重要な指標が硬度になります。
硬度が高い方が研いだ時に切れ味がシャープで長持ちします。
ただ、硬度が高すぎると刃がつかないといい、切れ味をつけるのが難しくなります。
この硬度が包丁として最適で、素人でも手入れする際に研ぐ事ができるのはVGという鋼材です。 高い硬度の割に刃がつきやすく、刃物としては最高クラスの鋼材と言われています。

私が購入したのはVG-1という鋼材が用いられているG・SAKAI-空-という包丁です。
大は小を兼ねるということで240mmのものを購入したのですが、使いやすいのは180mmでしょう。
結構大きくてその点だけ後悔してます。

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素晴らしい鋼材が使われているのですが、価格はかなり据え置きです。
また、有名なメーカーではありませんが、刀匠と刃物の町・岐阜県関市の会社で品質に間違いありません。

ホームセンター等で買った安物の包丁を使っていた方は、包丁の重みで切るという感動を知ることができると思います。

砥石

包丁にこだわると次に欲しくなるのが砥石です。
簡易包丁研ぎでは包丁の刃に目には見えない程度の小さなギザギザがつかないため、切れ味が落ちます。
良い包丁が宝の持ち腐れ。

そのため、近くの研いでくれる金物屋に持っていくか、自分で研ぎましょう。
私は砥石もいくつか保有しているのですが、最近だと刃の黒幕#2000という商品のみを使用する事が多いです。

シャプトン 刃の黒幕 グリーン 中砥 #2000

砥石は、粒度が荒い(数字が小さい)方がよく削れ、粒度が細かい(数字が大きい)方が綺麗に仕上がります。
そのため、粒度が荒い#1000を使用してから#2000を使用するというのが一般的です。
しかし、刃の黒幕#2000は、研いでいる際にしっかり食いつき、よく削れるため#1000を飛ばしてこれだけで研ぐ事が多いですね。
最初に購入するのであれば、これのみで良いと思います。
よりしっかり研ぎたいなら#1000を、仕上がり綺麗にしたいなら#4000を、というように順次買い足していけばいいでしょう。

さいごに

いかがだったでしょうか。
普段目にする料理道具よりの倍程度の値段であるため、躊躇してしまうかもしれません。
しかし、一生使い続けることができると考えるとかなりお買い得でしょう。
特にフライパンはテフロンのものから鉄に変えると料理が格段美味しくなるのでぜひ購入してもらいたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの良き料理生活の一助になれば幸いです。

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