シコウノキロク

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Macの便利な入力補助機能(Emacsキーバインド)メモ

Emacsキーバインド。非エンジニアの方には認知度が低いですが、Macで入力作業をしている際に痒いところに手が届く便利な機能です
エンジニアの方で知らない方は潜り!
今、潜り認定された方は本記事で知ったかできる程度に知識をつけましょう
ちなみにこの記事の対象は上記のようなEmacsキーバインドを知らない方々ですが、本当のターゲットは由来をすぐに忘れてしまう自分自身!

さて、Emacsキーバインドで現在の私が主に便利だと思い入力作業に多用しているのは移動と文字削除
平たく言うとマウスや矢印キーを代替しているだけですが、慣れるとホームポジションから手を動かす必要がないので楽&速い
一回辺りの時間にすれば1秒もありませんが、チリも積もれば山となるわけですよ
あと、何よりアクロバットな体勢で手を動かせない状態での作業環境において絶大な威力を発揮します
...そんな環境ありませんか、そうですか

使い方

基本的には【Ctrlキー + 何か】と入力します
厳密には他のキーを用いるコマンドもあるのですが、今回ご紹介するのはCtrlキーのみ

移動

移動先 【Ctrlキー + ?】 由来
p previous
n next
b backward
行頭 a head*
f forward
行末 e end

*hとaが他で使われていたため

削除

削除文字 【Ctrlキー + ?】 由来
カーソルの後ろ1文字 d delete
カーソルの後ろ行全部 k kill

行すべてを削除する場合、移動の"a"の後に"k"を押します!

Ctrlキーの押し方

厳かに小指をちょこんと置きます
Macの日本語キーボードは"a"の横にあるのでよっぽど指の関節が硬いという方以外は楽におけるでしょう!
カーソル移動時に自然と小指がCtrlを求めるようになればしめたものです
ただ、windowsも併用している方はCapsLockの呪いにかかりますのでほどほどにしましょう

おわりに

いかがだったでしょうか
今回紹介したEmacsキーバインドはたった8つです
しかし、ホームポジションから手を動かさずに入力できる便利さを体感するには十分でしょう
もっと学習したい場合は参考にさせて頂いたURLやgoogle検索で調べてみてください
さらに便利なEmacsキーバインドライフが待っているはずです
Macを使う新人エンジニアに絶対に覚えてもらいたいキーバインド入門 - Qiita

最後までお読みいただきありがとうございました。ぜひ活用して過酷な作業環境を快適にしてください!