中小企業が学ぶべき差別化の方法|小さな会社の儲けのルール
起業戦略に関する青い本リレー(リーンスタートアップ→ブルーオーシャン戦略→)で、手に取った本書。
小さな会社を構えて自分のビジネスを行い、儲けを出す。憧れますな。
1時間程度でサラリと読めました。割としっかりとした本が続いたので、息抜きにちょうど良かったです。
後で見返すためにも、引用して現在の自分の考えなんかを備忘録として残しておこうかと。
では、この本から学んだ差別化ポイント3点をご紹介します!
目指せ!小さなナンバーワン
あなたは「なに」を「どこ」で売って「ナンバーワンになるか」を「意識」して決めましょう。 みんなから嫌われて放置されている「シンデレラ商品」は狙い目! 日本全国一騎打ち戦的エリア 山沿いや盆地、入り江などはあまりみんなが行かないのでチャンスです。 盆地のようになっているエリア…人工の建築物で分断されているエリア…都市の中でもライバルがいないエリアです。 営業エリアを100分の1にして年商・年収3倍に
大きな市場で埋もれるのであれば、小さな市場で一位になった方が良いとのことです。
大企業や資本力がある大手が取り組まない商品やエリア、そこが小さな会社の狙い目。一位を目指すことができる。
小さな会社ならではのニッチを狙っていきましょうということが一貫して伝えたかったのでしょう。
ただ、ニッチな商品にニッチなエリアにニッチな客層では市場が小さすぎるので、どれかは大きな市場を心がけるのがいいのかな。
実例にも全てニッチな例は書かれていませんでしたし。
だれでもできるハガキで感謝
インターネットが普及すればするほどアナログは貴重。
他がやっていないため、印象に残りやすいとのこと。
手間がかかるからこそ他がやらない。そのため、差別化ポイントになる。
営業エリアや対象顧客を絞っていると手間が最小限になるため、ニッチ戦略と相性が良いようです。
また、ハガキに限らず色々なことに応用できそう。他がやっていない手段で顧客が喜ぶことを、手間を惜しまず行う。
そういうことをしてもらえると嬉しいですもんね。
成功者はみんな結果的に長時間労働をしている
天才でないあなたは...長時間労働以外に豊かになる道はない。
効率よく働くことは大事ですが、才能のない凡人の場合、長時間働く必要があるとのこと。
長時間働く必要がないのは天才ですが、天才になるためにはどちらにせよ努力が必要。
実例で多く出されていたラインは年間5000時間。
単純計算すると1日14時間ですが、熱中できるものだとあっという間に過ぎる時間ではないでしょうか。
ブログやプログラミング等はあっという間に時間過ぎるので、割と意識せずに達成できますね。
ただ、時間を意識して目的達成とは全く違う方向を向くことがないようにだけはしたいものです。
成功例に出てきた企業一覧
- 八ちゃん堂
- ふく鮨本舗の三太郎
- ベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツ
- シャボン玉石けん
- リフォーム三光サービス
- カーライフ550
- ホームテック
- 福一不動産
- セブンイレブン
- ダスキン
- 美研
- トマト建設
- ニッコウトラベル
- フレッシュ1
- カーコンビニ倶楽部
以上、ニッチを意識した企業。
以上、営業を意識した企業。
さいごに
内容としてはそこまで重厚なものではないので、気構えずに読むことができます。
他社と差別化したい小さな会社は何かヒントが得られるかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。