四季報による銘柄研究|7994岡村製作所
投資家のバイブルと言われ、活用していない人はもぐりと言われる四季報。
これから株の勉強をする方は、企業研究する際に取り込んでいきたいですよね。
最初はとっつきにくいので、要点を絞って少しずつ企業価値を見定められるようにしていきましょう。
四季報で見るべき要点については過去記事をご参照ください。
http://shikouno.hatenablog.com/entry/2017/06/23/210000shikouno.hatenablog.com
会社の特色
岡村製作所。オフィス家具首位級で、双璧をなすコクヨはCMから知っている方が多いでしょう。
サイトを見てみると、結構おしゃれな空間を提案してもらえそうですね。会社のオフィスや私立の大学等の画像が表示されます。
研究施設やラック施設にも強みがあるようです。新規事業の需要がある限り、供給が求められそうな業態。
業績予想記事・材料記事
新たな商業施設やビル等の大口案件が決まれば納入量がある程度確保できます。それらの取り込みに成功して業績が上向きなようです。
今後伸びていきそうな教育・ヘルスケア・研究機関に注力していくとのこと。
教育に関しては、子どもの減少やネットによる学びの平準化(家庭で学べることが増える)から右肩上がりということはなさそう。
研究機関に関しては、国の予算や民間の投資次第でしょうか。国に関しては爆発的な増加はなさそうですが毎年一定のお金は流れそうですが、民間の投資は日本に投資してくれるのか。
しかし、介護人口は増えていくことが確定していますので、ヘルスケアへの注力はリターンの見通しが良さそうです。
経常利益の予想値
経常利益は、17年で12,761(百万円)。18年の予想値は13,200(百万円)。
伸びとしては3%程度で伸びはイマイチ。しかし、元の利益の額が大きいので、増価額としては440(百万円)。凄い。
このクラスの企業で3%はインパクトがでかいですね。
実績PER高値平均・安値平均
高値平均:15.8、安値平均:11.9。
現在(17/07/10)の株価1027円におけるPERは13.6。
高値平均と安値平均の間、業種内容からすると大きく振れることはなさそう。
ヘルスケアの伸びによっては突き抜けるかもしれません。もしくはラック施設の海外展開。
さいごに
いかがだったでしょうか。四季報を少し眺めるだけで岡村製作所に詳しくなった気がしませんか。
このような企業研究を続け、早く・深く読み解けるようになっていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。それじゃ!