交換前に要確認!蛍光灯の色・色温度をまとめた
最近、あなたは蛍光灯の交換をしましたか。
私は交換しました。その際、家電量販店で迷いました。
昼光色、昼白色、電球色。パッケージの色合いでなんとなくわかるけども。うーん。
蛍光灯は各社から発売されており、色合いで種類が分かれていますよね。種類が分かれているのには、理由があります。
知ってしまえば、簡単です。この記事では蛍光灯の色合いを簡単に説明していますので、読めば交換する際に最適な色合いを選べるようになれます。
部屋で使い分ける
最初に結論を言うと、最適な色合いは部屋の使用目的によって決まります。色温度は後ほど説明しますので、気にしないでください。
部屋 | 色 | 色温度 |
---|---|---|
仕事場 | 昼光色 | 6500K |
キッチン | 昼白色 | 5000K |
寝室 | 電球色 | 3000K |
部屋によってなぜ最適な色合いが決まるのか。
蛍光灯の色合いと眠りの関係
蛍光灯の色合いはメラトニンの分泌に関係しており、メラトニンの分泌が多いほど眠りへと導かれます。
つまり、蛍光灯の色合いによって眠りへの導かれやすさが変化します。
浴びる光の色温度が高いほど青くなり、メラトニンの分泌が抑えられ眠りづらくなります。色温度が高い昼光色は、眠らない方が良い仕事場で最適ですね。
逆に浴びる光の色温度が低いほどオレンジ色になり、メラトニンの分泌が抑制されづらくなり眠りやすくなります。色温度が低い電球色は、寝室で最適ですね。
色温度とメラトニンの話は座らない!: 成果を出し続ける人の健康習慣に書かれています。他にも健康オタクの方は見るべき内容が盛りだくさんなので、気になる方は是非!
話が脱線しました。
昼光色と電球色はわかった。ではなぜ昼白色がキッチンなのか。
自然な色合いとは
昼白色は太陽光の色温度5000-6000Kに近く自然な色合いに映ります。
自然に映って欲しいのは目にする物体の色が重要である場合ですよね。例えば料理など。キッチンは料理を作る場なので、色合いが自然に見える昼白色が最適なのです。
一方で、昼光色では青みがかり、電球色では赤みがかる。自然な色合いとは少々異なった印象を受けます。青みがかかると、料理が美味しくなさそうに見えるかもしれませんね...
色温度
何度も出てきた色温度。必要最低限の知識だけさらっておきましょう。
色温度の単位 理想的な黒体を想定すると、ある温度において黒体が放射する光の波長の分布を導き出すことができる。温度が低い時は暗いオレンジ色であり、温度が高くなるにつれて黄色みを帯びた白になり、さらに高くなると青みがかった白に近くなる。このように、白という色を黒体の温度で表現することができ、この温度を色温度と呼ぶ。
難しいですね。重要なのは色温度が低→高になるにつれて、オレンジ(電球色)→白(昼白色)→青(昼光色)に変化していくということです。
色の名前を忘れても、色温度と色合いの関係を頭に入れておけば、大丈夫ですね!
さいごに
何気なく選んでしまう蛍光灯の色合いですが、少し知識を得るだけで次回の交換が楽しみになりませんか。
最後までお読みいただきありがとうございました。それじゃ!
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