シコウノキロク

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四季報による銘柄研究|2922なとり

投資家のバイブルと言われ、活用していない人はもぐりと言われる四季報

これから株の勉強をする方は、企業研究する際に取り込んでいきたいですよね。

最初はとっつきにくいので、要点を絞って少しずつ企業価値を見定められるようにしていきましょう。

四季報で見るべき要点については過去記事をご参照ください。

http://shikouno.hatenablog.com/entry/2017/06/23/210000shikouno.hatenablog.com

会社の特色

なとり。名前は知らなかったのですが、酒飲みの僕は絶対口にしているはず。

鮭とばがあるのは素晴らしい。鮭とばいいよ、鮭とば

ちなみに70周年らしいですね。老舗。

おつまみのなとり-株式会社なとり

業績予想記事・材料記事

チーズ鱈製品主体の工場が今月より本格稼働。

チーズ鱈いいですよね。ビール、日本酒、ワイン。なんでも合いますからね。チーズを鱈で挟むなんて日本人じゃないとできない発想。ヨーロッパの人は、ワインに合うチーズ鱈、知っているのでしょうか。

飲み屋に行くのではなく家で飲む-宅飲み-の需要を掴んでいるようです。コンビニのイートインスペース拡充も追い風になるでしょう。

国内だけでなく台湾や中国にも積極的に販路を拡大しており、さらに需要が増えそうです。

中国は美味しいとわかったら大量に消費しますからね。生鮮ではありますが、同じ海産物であるまぐろやさんまの需要増加が物語っています。

するめ美味しいよ、するめ

経常利益の予想値

経常利益は、17年で2,017(百万円)。18年の予想値は2,100(百万円)。

伸びとしてはイマイチですが、着実に伸ばして行く予想。

中国でするめが大ヒット!になればさらに上昇するかもしれませんね。

実績PER高値平均・安値平均

高値平均:18.6、安値平均:12.8。

現在(17/07/21)の株価2046円におけるPERは19.2。

過去のPERと比較した場合、やや高めかもしれませんね。

ただ、今後コンビニがおつまみに追い風となるようなイートインスペース拡充。さらに、中国の人達に美味しいことが認知。これらが揃えば突き抜けて行くかもしれません。

さいごに

いかがだったでしょうか。四季報を少し眺めるだけでなとりに詳しくなった気がしませんか。

このような企業研究を続け、早く・深く読み解けるようになっていきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。それじゃ!